【ADHDについて】ADHDとは? 発達障害と向き合う ADHDの症状を緩和するために
こんにちはyuuです。
私自信ADHDの気質があると全く感じおらず、今まで気づいていませんでしたが、会話をする中で妻から「ADHDなんじゃない?」と言われたことをきっかけにADHDについて調べるようになりました。
まさか自分が・・・と思っていましたが、思い返すと実際に当てはまる症状が多かったのでそこで初めて、ADHDの気質があるということを実感しました。
最近、有名人の方もADHDであったと公表したこともニュースになってましたね。
また、友人の中にもADHDの気質を持っている子がおり、意外と身近な発達障害であると感じました。
この記事をとおし、ADHDにはどのような性質があるのかを知ってもらえればと思います。
【ADHDとは?】
ADHDとは、年齢あるいは発達に比べ注意力が足りない、衝動的で落ち着きがないといった特性があるために日常生活に支障をきたしている状態のことです。
医学的には“注意欠如・多動症”とも呼ばれます。
【ADHD診断をやってみよう】
私は↓のADHDの診断を実施してみました。
おもな疾患 | 六本木クリニック(心療内科 メンタルクリニック)
点数が23〜32の方は中程度〜重度のADHD・発達障害の恐れがあります。
私の結果は31でほぼ満点でした。
※悪魔でADHDの可能性があるということで、断定するものではありません。
ADHD診断の結果次第では、病院に行き、しっかりと診断してもらいましょう。
ADHDはMRI画像を撮り、脳の内部を確認することでより正確に確認する事ができるようです。
【ADHDの発症原因】
ADHDの原因は現在も研究が進められているようですがはっきりと解明されておらず、分かっていないようです。
しかし、生まれつき脳に何かしら機能的な障害があって引き起こされると考えられています。
ストレスや生活習慣が原因で引き起こされる病気ではないとされています。
【ADHDのよくある特徴】
[不注意]
集中力が散漫、細部に注意が向かずケアレスミスが多くなる、物をよくなくす、スケジュール管理が苦手、好きな事以外に対する興味関心を示さない、約束を忘れてしまう等の症状。
[多動性、衝動性]
他の人と比較し、落ち着きがない、一方的にお話をしてしまう、感情が高ぶりやすい、順番を待つのが苦手、思い付いた事をよく考えずに即座に行動に移してしまう等の症状。
[その他のよくある症状]
・考えがまとまってないのに話を開始してしまう
・常に体を動かしていないと落ち着かない(常にソワソワしている)
・過集中(物事に集中し過ぎてしまい、周りが見えなくなる)
・髭や髪の毛を抜いてしまう
・記憶力の定着が悪い(興味がないことに関してはすぐに忘れてしまう)
・片づけや整理整頓が苦手
ADHDではこのような症状がよく現れるようです。
私も何個か当てはまるものがあります。
多く当てはまるなと感じた方は是非ADHD診断を実施してみてください。
【ADHDと向き合う】
子供だけでなく、大人になった後に症状に気がつくケースのあるADHD、発達障害である事を診断された方や、その傾向がある方の場合はしっかりと向き合う事が大切です。
自分自身と向き合わずに、放置してしまうと職場での人間関係がうまくいかないという悩みや他の人ができる事をなんで私は出来ないんだろう、と悩んでしまうと最悪の場合精神疾患につながる可能性もあります。
ADHDの場合特にうつ病や不安症を併発してしまうリスクが高くなるので、自分の特徴を知ることはとても重要になります。
【ADHDを緩和するための良い行動・習慣について】
ADHDは現段階では完治する事ができない症状です。
そこで、今できる限りの対策を行い、ADHDの症状を緩和するように心がける事がとても重要です。
自分にとって辛い状況に対応するコツを身につけることでADHDの特徴を目立たなくする事ができれば、私生活がかなり楽になります。
[私も実際に取り入れたおすすめの習慣、対策方法]
■ケアレスミスを何度も繰り返す⇨ダブルチェクでミスを回避する
私は何度も同じミスをしてしまったり、細かなミスに気づく事ができずに後で他の人が気づいて注意されたりということが何度もありました。
1度見たから大丈夫と思っていたが、抜けていたり誤っていたりする事が多いのもADHDの特徴です。
さっき1度みたから大丈夫と過信せずに、必ず2回以上は確認するようにしましょう。
そうする事でケアレスミスを大幅に減らす事ができました。
1番効果的なのは、ダブルチェック後上司や先輩に見てもらう事でよりミスが少なくなります。
人間なのでミスをしてしまうことは当然ありますが、2回チェックしてもミスしてしまう事もあります。
そこで先輩に診てもらう事で何か誤りがあった際に、「〜先輩にも確認していただいたのですが」と伝える事ができミスの負担を軽減できます。
■教わった事や大切な約束を忘れてしまう⇨すぐにメモを取り、場合によってはリマインダーやチェックリスト、TODOリストを活用しリスト化する習慣をつける
ADHDの症状で、「忘れやすい」というものがあります。
私も今まで、大切な家族や友人、仕事上での大切な約束を忘れてしまい怒られた事が何度かありました。
そこで忘れないよう重要なことはすぐに付箋やメモ帳にすぐに書き込むようにしたことで忘れる事がないように対策をしました。
1度約束を守れないと信用を失ってしまうこともあります。
メモをとり、見える化することで大切な約束を忘れずに怒られることや、信用を失う事がなくなりました。
■病院で薬を処方してもらう
ADHDはかなり個人差があります。症状の緩和が自分の力では難しい場合、薬を服用することでドーパミンやノルアドレナリンの働きを促進し、量を適切に調整する役割や、神経伝達物質をしっかりと伝えるようにする事ができる効果があるので、薬を飲む事で症状を緩和する事ができるようです。
■運動する
20分程度のウォーキングやジョギング、サイクリング等の有酸素運動を取り入れることで不注意や集中力、不適切な行動に抑制に効果があったという報告が数多く上がっているようです。
他にも楽器演奏やダンス、ボクシングも効果があるようです。
特にボクシングは精神的にも強くなれるのでおすすめです!
■自分の癖を見つけ改善を行う
自分の癖には自分では気がつかない事もあります。
そのような場合は家族や友人に指摘してもらうと癖に気がつく事ができます。
なかには「なんでそんな言い方をするの?」という風に思う事もあると思いますが、その感情を我慢し、1度受け入れるようにする事が大切です。
そこで、その癖に気づき、改善をしていく事ができればADHDの症状を緩和する事ができるでしょう。
1度ではなかなか治らないものなので、根気良く改善していく事がポイントです。
■反復練習を行う
ADHDの場合すぐ忘れてしまったり、ケアアレスミスをしてしまったり、話がまとまりにくいという特徴があります。
そこで、何度も予習、復習を行うことで記憶の定着につながります。
ADHDでも何度もやれば自然と覚えられたり、スキルを身につけることは可能です。
大切な場面で100%の力を出すには何度も繰り返し反復練習を行う事が有効です。
このようにADHDは生まれつき持っている特徴であり、風邪のように治せるものではありません。
その特徴と上手に向き合っていき、症状を緩和する事が今できる「最善の手」と言えるでしょう。
また、ADHDは発達障害という名前から、少し聞こえの悪く受け入れ難いですが、ADHDであるという事を受け入れる事がとても重要です。
私も最初はADHDであることにとても抵抗がありましたが、自信を見つめ直すきっかけとなり、改善行動をしてきたおかげで、以前より楽に生活する事ができるようになりました。
今思えば、発達障害(ADHD)は全く恥ずかしい事ではありません。
自分自身としっかりと向き合い改善していく事で自分の成長にも繋がります。