ペットに優しい舗装材 わんちゃんにおすすめの床材6選 外構編
こんにちはyuuです。
この記事では、ワンちゃんにおすすめの舗装材について紹介していきます。ワンちゃんをこれから迎え入れる方、既に飼っている方の参考になれば幸いです!
犬をお庭で遊ばせたいけど、どういった舗装材であれば安全なのか、それぞれのメリット、デメリットを記載していきますので状況に合った舗装材を選択してみてください!
この記事はこんな方にオススメです。
・犬にやさしい舗装材を知りたい
・犬をお庭で遊ばせたいけどどういった舗装材がいいのか知りたい
・犬の足腰の負担を考えたお庭にしたい
【ワンちゃんにおすすめの舗装材6選】
ここで紹介するのはどれもワンちゃんにとって良い舗装材になります。それぞれのメリット、デメリットを紹介していきます。(個人の感想も含みますので予めご了承下さい。)
【人工芝】
特徴:年中緑が生い茂っているように見せる事ができる人工芝、天然芝のように冬は枯れたりしないので、1年中お庭が綺麗に見えます。人工芝なのでお手入れが不要なのも魅力的です。また、施工時は土の上からではなく、しっかりと路盤を砕石等で踏み固めてから人工芝をひいてあげるとぼこぼこしません。毛の長い物から、ゴルフができるぐらい毛の短い芝と種類が豊富です。施工後7年〜10年は問題なく使用できます。
〔メリット〕
・天然の芝に比べお手入れが不要
・雑草対策や、管肥料等のメンテナンスが不要
・どこにでも施工が可能なので幅広く使用できる
・虫が湧かない
・1年中緑の景観が楽しめる
・日当たりに関係なく敷ける
・夏場プールを出しっぱなしにしても大丈夫
〔デメリット〕
・夏場は芝が熱くなる
・ワンちゃんがおトイレをした際は水ですぐ流さないと匂いや、色がつく
・人工芝に比べ値段が高い
・下地がしっかりしてないと凸凹したり
・激しい運動をすると人工芝がずれる
・10年を超えたあたりから劣化し交換する必要がある
・人工芝の上は火気厳禁
【天然芝】
特徴:天然芝は人工芝に比べ安く金銭的な負担を減らせます。暖かい時期は緑で綺麗に見えますが、冬の寒い時期になると枯れて殺風景になります。(私的には枯れた天然芝もいいなと感じました)天然芝はお手入れが必要となるため、芝刈り、肥料あげ、綺麗に保つため雑草対策等の管理が必要です。夏場の草刈りがとても大変なので、忙しい方やお手入れが嫌いな方は避けた方がいいです。
〔メリット〕
・人工芝の1/10の金額で済むため安価
・10年〜20年は枯れないため天然芝に比べ耐久性がある
・ワンちゃんがおトイレしても流す必要がない
・雑に扱っても芝が生えてくるので問題ない
・夏場地面が熱くなりにくい
〔デメリット〕
・1年中草刈りや、肥料やり、雑草対策が必要(夏場きついです)
・冬場は枯れるので殺風景になる
・虫が湧きやすい
・日当たり次第では枯れたり、苔が生えてしまう場合がある
・芝が土に根付くまで時間がかかる
・朝露で芝が濡れている時がある
【ウッドチップ】
特徴:原木を細かく加工し小さなチップとして再利用しています。夏の暑い時期でもチップは暑くなりにくいです。購入後3ヶ月間ぐらいは木の香りを楽しめます。使用期間が2年を経過し始めた頃から土の養分となり土に還ります。軽いので風で飛んでいってしまったり、少なくなってきたら買い足す必要があります。防草シートと組み合わせる事で雑草対策が可能です。
〔メリット〕
・ヒノキや杉の木の香りが良くリラックス効果がある(購入してから最初の数ヶ月間のみ)
・ワンちゃんがおトイレをした際にチップが匂いごと吸収してくれるのでお手入れが楽
・害虫を寄せにくくするように加工してあり、カビ、ダニも発生しにくくなっている
・地面が隠れるように敷くことで雑草対策になる
・地面が熱くなりにくい
・使い方次第でおしゃれにお庭を見せる事ができる
〔デメリット〕
・使用するチップによっては虫が湧きやすい
・日当たりが悪いところに敷いてしまうと虫やシロアリが発生しやすくなる恐れがある
・ワンちゃんによってはチップをおもちゃにしたり、かじってしまう。
・1年〜2年程度で土と一体化し始めるので補充する必要がある
・1面ウッドチップだと人間にとっては歩きにくい
・軽いので風で飛ばされやすい(水をかけて飛ばないように対策が必要)
・風通し、湿気、日当たりに気をつけないと、虫やカビが発生する
【コンクリート平板、インターロッキング】
特徴:コンクリート平板は通常のコンクリートに比べ、商品の種類によっては通常のコンクリートより柔らかくできています。デッキやタイルに比べ低コストでお庭をおしゃれに舗装する事ができます。また、雑草対策や管理がほとんど不要になります。
〔メリット〕
・タイル、天然石に比べ安価
・透水性がある素材を選ぶ事で雨でも滑りにくい
・平板の組み合わせ次第でお庭をでおしゃれにできる
・雑草対策、そのほかの管理も不要
・ほかの舗装材に比べ経年劣化が少ない
・通常のコンクリートに比べクッション性がある
・虫が湧きにくい
〔デメリット〕
・雨や砂埃で黒ずむ事がある
・コンクリート製品なので転んだ際に芝に比べ怪我をしやすい
・目地部分の砂が減ってきた場合、補充する必要がある。
・夏場は熱くなりやすい
【ゴムチップ】
特徴:適度な弾力性があり、転んでも吸収性があるので怪我の防止に優れています。雑草対策や管理がほとんど不要で、透水性が高いので水たまりにもなりにくいです。また、コンクリートに比べ熱くなりにくいのもいいです。
〔メリット〕
・ゴムのため柔らかく、吸収性があり転んだ時に怪我をしにくい
・カラーが豊富
・雨が降っても乾きやすく、透水性がある
・雑草対策ができる
・管理が不要
・滑りにくい
〔デメリット〕
・色が褪せたり、落ちたりする
・ほかの舗装材に比べかなり高い
・尖ったものを落とすと削れる
・芝に比べると怪我をしやすい
【ウッドデッキ】
特徴:天然の木を使用したデッキや天然の木に似た樹脂でできたデッキがある。夏場はデッキの上が熱くなりやすいのでワンちゃんを歩かせる前に水をかけたりして火傷対策が必要となります。
〔メリット〕
・見た目が綺麗
・床面を窓の高さに合わせて施工すれば外に出やすくなる
・虫が湧かない
・管理が不要
・雑草対策が不要
・パーゴラやシェードと組み合わせると日陰にできたり、雨避けになる
〔デメリット〕
・天然の木のデッキは手入れが必要で経年劣化で腐る。
・雨、雪で滑りやすくなる
・デッキの上では火気厳禁、溶けたり、焦げる恐れがある
・広くなればなるほど高価
・夏場は暑くなる
・汚れが目立つので掃除が必要
・デッキの下にワンちゃんや他の動物が入り込まないように対策が必要
以上がおすすめの舗装材になります。今回紹介した物であればワンちゃんの足腰に優しく、見た目もいいので、どの舗装材もおすすめできます。さまざまな舗装材を組み合わせてお庭を作るのもいいですね。
私のおすすめは天然芝とウッドチップです。お庭の使用頻度を考えた時にいる時間がそこまで長くないので、低コストでワンちゃんに優しいお庭を作りたいと考え、管理が必要にはなりますが、経済的な面で抑える選択をしました。また、天然芝であればワンちゃんが転んでも怪我をしにくく、穴を掘ったりしてもすぐ生えてくるので、総合的にいいなと感じました。夏場の虫対策や雑草対策はとても大変ですが、ワンちゃんの走り回る姿を見られるので頑張れます。
【ワンちゃんにとってNGな舗装】
【土】
土は雨が降ったりした際に泥になるので足がかなり汚れます。また、土のままだと家にも土が跳ねてしまい家の基礎や外壁がかなり汚れてしまうので何かしらの舗装をする事をおすすめします。また雑草が生えるので管理も大変です。
【砂】
ワンちゃんが地面を舐めた際に食べてしまいます。他にも、足が汚れてしまう事や、転んだ際にクッション性がないので、怪我を負いやすいです。雑草が生えやすいので管理が大変です。
【砂利】
尖った石で肉球を傷つけてしまう恐れがあります。また、ゴツゴツしているので走りにくくジャンプし着地の際に足を痛めやすいです。ワンちゃんが遊ばないところに使う場合は低価格でてに入るので土だけの場合よりは砂利を引いた方がいいです。砂利を敷く前に防草シートを引くとかなり雑草対策が可能です。
【コンクリート・アスファルト】
ワンちゃんにとってはこのような舗装材は硬いので足や腰に負担がかかりやすいです。夏場も熱くなりやすいのでおすすめできません。また、雨で滑ります。散歩等で歩かせるのは問題ありませんが、ボール遊び等をするのは危険です。
【タイルテラス・石張り】
おしゃれに見えるのでおすすめに入れたいところですが、タイルや石張りもコンクリートと同じく硬いことや、雨や雪に日は滑りやすく危険です。また、夏場はかなり熱くなります。
このような舗装材はワンちゃんにとては不向きとなりますので、お庭の1部に取り入れ、ワンちゃんが遊べるスペースは別で確保してあげるのがおすすめです。ワンちゃんが遊ぶスペースにはおすすめの舗装材を使ってあげると居心地の良いお庭にする事が可能です。どの舗装材にしても金額はかかりますので、上記を参考にしていただきおしゃれかつ、ペットに優しいお庭作りの参考になれば幸いです。